夜逃げで借金はチャラになる?

借金で追い詰められると「何もかも放り出してどこかへ逃げてしまいたい!」そんな気持ちになることもあると思います。いわゆる夜逃げっていうやつですよねww

 

 

私も何度も逃げ出したいと思いました。。。毎月の返済をすると生活費が足りなくて、借り入れをしてしまう。。。限度額いっぱいまで借りてしまったら、また新たに契約して借金。。。

 

 

こんなことを続けていたら借り入れができなくなって、借金を返せなくなってしまう。何とかしなくちゃ…理屈ではわかっているのだけど、どうすることもできなくて、考えることにも疲れてしまって、逃げられるものなら逃げたいと思っていました(苦笑)

 

 

私には逃げる勇気もなかったんですけど^_^;もし、借金生活が苦しくなって夜逃げをしたらどうなるのか、借金がチャラになることはあるのか、精神的に楽になるものなのか、夜逃げについて調べてみました。

夜逃げのメリットとデメリット

夜逃げのメリット

 

夜逃げにメリットがあるとすれば、ひたすら逃げ続けた結果、時効で借金がチャラになるかもしれないということでしょうか。借金の時効については5年から10年で消滅時効が成立します。

 

 

ただし、時効の成立には高いハードルがあって、そんなに簡単に時効成立とはいきません。債権者側が訴訟を起こしたり、裁判所に支払督促の申立手続きをすると時効は中断します。時効が中断すると何年逃げても借金は帳消しにはなりません。

 

借金の時効について詳しくは
借金にも時効があるの?消滅時効の援用とは

 

 

 

夜逃げのデメリット

 

借金がどんどん増えていく

 

夜逃げをするということは以後は借金をまったく返済しないということですよね。返済をしないと当然元金は減りません。でも利息は毎日発生し続けます。利息だけではなく遅延損害金も加算されるので、その結果借金はどんどん増えていくことになります。

 

 

一生ローンが組めなくなる

 

夜逃げをして仮に時効を迎えることができて借金がチャラになったとします。その場合、「時効で支払いをしていない」という事実が信用情報機関に登録されます。

 

債務整理をした場合も個人信用情報機関に登録されるので同じじゃないの?と思うかもしれませんが、実は大きな違いがあるんです。

 

債務整理の場合は5年から10年で記録は削除されるのですが、夜逃げをして時効で支払っていないという記録はずっと残ったままで削除されないのです。一生ってちょっとキツイですよね。。。

 

 

仕事を変えないといけない

 

会社員や勤め人の場合、職場がわかっていると債権者は当然 連絡をしてきます。貸金業法では正当な理由なく勤務先などの自宅以外の場所へ督促の電話をしたり取り立てに訪問することは禁じられています。

 

 

でも、夜逃げをして全く連絡がつかない、どこに住んでいるのかもわからないという状態なら勤務先に連絡をする「正当な理由」になりますよね。また、勤務先がわかっているのなら支払督促などの法的手続きをとられて給料を差し押さえられることも考えられます。

 

 

 

住民票を移動できない

 

住民票を現住所に移動すると、債権者に居場所がバレてしまいます。そうなると逃げている意味がなくなってしまうので、夜逃げの場合は住民票は移動させないのだそうです。

 

 

ただ、住民票を動かさないとなると、色々な不都合がありますよね。このご時世、ただでさえ転職先を見つけるのは大変なことです。住民票がないとなればなおさらまともなところには就職できないと思っておいたほうがいいかもしれません。

 

 

住民票がないと健康保険証もありません。保険証がないと病院の支払いは実費負担になります。いくらになるのか怖くてちょっとした風邪ぐらいでは病院なんて行けませんよね。おちおち病気もできません。

 

 

また、家族、特に子供がいる場合は本当に困ると思います。学校のことや健康保険など、子供の生活にも影響が及びます。自分は少しぐらいの病気は我慢しても、子供はそうはいきません。

 

 

家族を置いて自分一人だけ夜逃げをしても、残された家族には多大な迷惑をかける事になります。家族がいれば、一緒に逃げても自分一人だけが夜逃げをしても、どちらにしても辛い思いをさせてしまいます。

 

 

他にも運転免許証の更新ができない、公的な支援は一切受けられないなど、住民票を移動しないことによるデメリット、不都合は本当にたくさんあります。

まとめ:逃げても借金問題は解決しない

チェック

夜逃げのメリット

 

時効まで逃げ続けると借金がチャラになる。
ただし、訴訟、支払督促など、債権者も時効の中断を狙って色々と手を打ってくるので実際には時効の成立は難しい。

 

 

チェック

夜逃げのデメリット

 

時効が成立しない場合は利息がかさみ、遅延損害金も加算されて借金が増える
一生ローンが組めない
仕事を辞めないといけない
住民票を移動できない

  • まともなところに就職できない
  • 保険証がない
  • 運転免許証の更新ができない
  • その他公的支援は一切受けられない

 

いかがですか?夜逃げをしたからと言って5年逃げれば必ず時効が成立する訳ではありません。債権者に見つからないように息を潜めて生活するなんて、私にはそんな強いメンタルはありません^_^;

 

 

私のように子供がいる人は夜逃げなんて絶対できませんね。夜逃げするぐらいなら債務整理をしたほうがよっぽどいいです。いつまで逃げればいいのか、終わりの見えない夜逃げと違って、債務整理は借金問題の終りが見えます。

 

 

最初にほんのちょっとの勇気を出して弁護士さんに相談するだけで、底なし沼のような借金生活を終わらせる明るい兆し(きざし)が見えますよ(*^_^*)