任意整理で借金減額

任意整理とは「任意で借金を整理すること」つまり、借金をしている会社など(銀行、クレジット会社、信販会社、貸金業者等)の債権者と話し合いをして、借金を減額する債務整理の方法です。裁判所などの公的機関は通しません。

 

払い過ぎの利息を法定利息に引き直し計算をしたり、今後の利息をカットしてもらうよう交渉をして、月々の返済額を返済可能な額に減額、3〜5年で完済を目指します。

 

現状の返済額では苦しいけれど、月々の返済額が減れば返していける(返していきたい)という、毎月安定した収入がある人に向いている借金の整理方法です。

 

毎月の返済額が減れば、今まで返済のためにまた借金をしていた人は「返済のための借金」はしなくてもすむようになります。

 

雪だるま式に膨らんでいた借金がもう増えることはなくなり、完済が見えてきます。

 

「いつまで借金生活が続くんだろう」という不安やストレスからも解放されますよ^^

任意整理のメリット

任意整理が他の債務整理方法と違う一番の特徴は、整理する借金を選ぶことができる点です。

 

例えば、住宅ローンや車のローン、保証人が付いている借金、個人的な借金などを任意整理の対象から外すことができます。

 

マイホームやマイカーを手放さなくてもいいですし、保証人や個人的にお金を貸してくれている人に迷惑をかけないですみます。

 

保証人や個人的にお金を貸してくれた人は、親や親戚、または信頼してくれている友人など大事な人ですよね。

 

残念ながら、お金のことで迷惑をかけてしまうと親子関係がこじれたり人間関係が壊れてしまうことも少なくありません。任意整理だとそうした大事な人間関係を壊さずに借金の整理ができます。

 

 

任意整理は財産を手放さなくてもよいので、持ち家、車はもちろんですが、生命保険や子供の将来のための学資保険なども解約の必要はありません。

 

任意整理をするとできなくなるような職業上の制限もありません。

 

また、破産や個人再生のように官報に掲載されることもないので任意整理をしても他人にバレてしまうといった危険性も少ないです。

 

官報とは国(内閣府)が毎日 発行する新聞のようなもので、法律の改正や国家試験に関すること、破産・相続などの裁判内容などが掲載されます。

任意整理のデメリット

ここまで任意整理のメリットをお伝えしてきましたが、任意整理も良いことばかりではありません。

 

任意整理をすると、個人信用情報機関 いわゆるブラックリストに登録されます。期間は5年から最長10年です。

 

その間は新規でお金を借りることはできなくなります。新しくクレジットカードを作ったりローンを組んだりすることはできません。

 

でもね、借金ができないということは考え方を変えるといいことだと思うんですよね。借金が膨らんでしまったのは、いろいろな事情もあったかもしれません。でも、すぐに借金に頼ってしまう弱い心もあったんじゃないでしょうか。

 

私もカードですぐに借金ができて、自分のお金と借りているお金の区別がつかなくなっていましたから。。。^_^;借金体質から脱却するいいチャンスだと前向きに考えましょう!

 

 

ブラックリストについてはこちらの記事も読んでみてくださいね。
 ブラックリストの正体とは?個人信用情報機関について

 

 

それから、任意整理では誰でも借金が減額されるわけではありません。利率や借入期間によってはそれほど借金が減らない場合もあります。

 

任意整理は債権者との話し合いですから、話し合いや任意整理の手続に応じない業者もなかにはあるようです。

 

 

また、任意整理では返済不可能な返済計画を立てるわけにはいきません。確実に返済できる返済計画で相手の業者も納得させるためには毎月安定した収入が見込める必要があります。

任意整理のメリットとデメリットのまとめ

チェック

任意整理のメリット

 

借金を減額することができる
  将来利息は原則払わなくてもOK

 

完済の見通しがつく
  いつまで払わないといけないのだろうというストレスから解放されます。

 

新たな借り入れができなくなるのでもう借金が増えることがない

 

整理する借金を選ぶことができる

 

財産を手放さなくてもよい

 

職業による制限がない

 

官報に載らない
  人に知られるリスクが少ない

 

チェック

任意整理のデメリット

 

ブラックリストに登録される
  ローンが組めない
  クレジットカードを新たに作ることができない
  クレジットカードが使えなくなる
 不便はありますが、「もう借金が増えることがない」と前向きに捉えましょう!

 

すべての借金が誰でも減額されるわけではない
  借入期間や利率によってはあまり減らない場合もあります

 

不可能な返済計画は立てられない

 

最近では任意整理に応じない業者も増えてきている

 

チェック

任意整理はこんな人に向いています

 

借りたものは返したい

 

現状の返済額は無理だが金額を減らせば返済できる

 

継続して安定した収入が見込める
  正社員だけではなくアルバイトでもOK
  年金受給者も任意整理できます 

任意整理は一人でもできる?

任意整理は自分一人でもできます。が、よほどの知識と交渉力がないと個人では難しいと思います。

 

相手は金融のプロですし、交渉や法律の専門的なことになると顧問弁護士もいることでしょう。素人の一個人では相手にしてもらえないこともあるようです。

 

 

債務整理に詳しい弁護士さんや司法書士さんにお願いしたほうがスムーズで、良い条件で話し合いができますよ。

 

最初は自分でやってみて、ダメだったら弁護士さんか司法書士の先生にお願いしようという方もいるかもしれませんが、最初から専門家にお願いしましょう。

 

 

弁護士・司法書士に頼まずに自分でする場合は交渉中も返済をしないといけません。返済金額は交渉次第ですが、最低でも利息分の支払いはしないといけないようです。

 

最悪の場合は一切減額なしで、約定通り、今までと同じ金額の返済を続けないといけません。

 

 

弁護士さんや司法書士さんに依頼をすると、交渉・和解が成立するまで返済をしなくてもよくなるんです。

 

督促の電話や郵便もありません。請求は一旦ストップで、その後の話し合いもすべて弁護士さん、司法書士さんがやってくれます。

 

弁護士、司法書士の費用が心配という人も多いと思います。費用はほとんどの場合分割にしてもらえますし、過払い金が発生している場合は過払い金で費用を支払うこともできます。

 

弁護士さん、司法書士さんは、たいてい最初の相談は無料です。まずは思い切って相談してみましょう。借金問題は相談するところから!必ず道は開けますよ(*^_^*)